2010年7月15日木曜日

第13回 7月15日 学習効果とその測定

.学習曲線とは、
  
  概念・便利な分析道具 である。
   
   経験がコストダウンや生産性向上に関係する。
     
     ×予測精度の過大評価
     ×企業努力によって変更不可能

2.学習曲線とは、
 
 累積生産量が一定比率増えると
  製品1単位当たり直接労働時間は
   一定比率減少する。関係のこと。

 永く同じものを作っているなら
  効率が良くなるでしょ。

 航空機や半導体では、80%カーブの実例がある。

 産業や製品や企業によってそれぞれのカーブがある。

3.累積生産量OR時間 の関数なのか?

  どちらだけでもない。

 永くやってれば良くなる?
 問題解決活動時間をかければ効率が良くなる?

 それだけではないようだ。

4.個人学習と組織学習
 
 ①個人学習はご褒美の与え方で、促進・維持される。
 
  個の集まりが組織ではあるが、個だけが学習しても
  組織学習したことにはならない。

 ②組織が学習した実例がある。
  その要因は、マネジメントである。
  
  企業や工場によって生産効率が異なる
  企業文化が、組織学習を促進される例

5.「予測」なのか「目標」なのか?
 
  どちらでもない。
 
6.学習曲線の製品間・工場間比較

 製品・地域・企業の違いで曲線の勾配は変化する。

7.製品世代間の学習効果の移転

 モデルチェンジの例
 モデルチェンジ後の勾配は次第に急になる。

 即ち 世代を超えて学習効果は伝達される。

8.工場世代間の学習効果の移転
 
 移転のメカニズムは、ノウハウである。
 先発か後発かによって勾配が異なる。
 
 全ての工場で世代間移転が可能なわけではない。
 マネジメントが要素となる。

1 件のコメント:

  1. 次回は、A3用紙に各自担当セクションをまとめてきてください。みんなで討議するために離れていても読める大きさの字を使ってください。

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