「製品工程マトリックス」は、分析する道具の一つです。
結論1
「製品と工程は、一体のものとして分析すべき」
結論2
「製品工程マトリックスは、便利な道具のひとつ」
二つの異なる現象や基準を、縦軸と横軸で表示することによりより分析結果が明確になることがある。
マトリックスやスペクトル分析という手法。
そのひとつが、
横軸に「製品のタイプ」 縦軸に「工程のタイプ」を配した「製品工程マトリックス」である。
P42 図2.22のI磁器とは、下記の会社です。
http://www.iwao.co.jp/ 工程が写真入りで説明してあるので、図2.22およびp43表2.1の理解を深めることができる。
伝統工芸品の窯元が、セラミック技術を工業化して時代を生き残った事例のひとつでもあります。
補足説明した用語
シャットル窯:台車ごと半製品を、出し入れできる窯で1台分の製品の焼成中に次の焼成の準備ができる。
台車を使った生産効率向上の初歩的なやり方の代表例と言える。
トンネル窯:開口部のある窯で製品がベルトの上を動くことによって、連続して大量の製品を焼成することができる窯のこと。
段取り替え:同ラインで異なる製品を作るために冶具や金型を入れ替える作業のこと。
この間ラインは停止するため、段取り時間の短縮が大きく生産効率に影響する。
次回は、第三章 P49-P62 製品と工程の歴史分析 フォードとテイラー です。
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