一回目が無事に終了しました。
いろいろな部署や生き方をしてきた10人が揃いました。
まあ、あまり複雑に考えずに、気楽にやりましょう。
1.索引の使い方
わからない単語が出てきたら、まずはP378以降の索引で調べてみましょう!
この本のまだ読んでいないところで、詳しく説明されていることがあります。
それでもわからなかったら、グーグルで検索してみましょう。
世界中には必ず調べている人がいます。
言葉でわからないときは、画像や動画を検索しましょう。
工場見学の説明などは各メーカー開示されている動画があります。
2.目次の使い方
著者の言いたいことをまとめて、短い言葉にしてあるのが目次です。
目次が「疑問文」になっている場合、必ずそのセンテンスに答えがあります。
日本語の場合は、最後のあたりに書いてあることが多いですよ。
時間がないときの本の読み方は、後ろから読むと良いです。
3.読書会の進め方
次回は、4月15日です。第二章を一通り読んでみること。
第一章の復習として、それぞれのケースを、わが社に置き換えて議論してみましょう。
4.ピンチ(洗濯バサミ2種類)
部品が5つあります。
よく観察してください。どんな組み立て方をしているのか?想像してください。
二種類の製品を比較して下さい。比較することでしかわからないことがたくさんあります。
では二回目を楽しみにしています。
返信先をオープンにしていただければ、直接コメントできるようにしましたので、伝言版として使っていただけます。
返信削除第一回目の会話ででてきた用語
返信削除FOB(本船甲板渡し条件; Free On Board):貿易における取引条件のひとつ。海上輸送または内陸水路輸送のみに使用され、 本船渡し、本船積込渡しなどとも訳される。
FOBによる契約では、売主(輸出者)は、貨物を積み地の港で本船に積み込むまでの費用及びリスクを負担し、それ以降の費用(運賃、海上保険料、輸入関税、通関手数料等)及びリスクは買主(輸入者)が負担する。
費用とリスクが移転する時点は、貨物が本船の舷側欄干(Ship’s rail)を越えたときである。
インコタームズ(INCOTERMS)によれば、FOB契約においては、船腹予約及び海上保険の手配の義務は買主(輸入者)にある。輸入者にとっては、割引交渉のできる船会社を使えれば運賃が安くできること、貨物の到着スケジュールがコントロールできること、事故があった場合に自国の保険会社であれば手続きがスムーズにいきやすいことなど、FOB契約の方が有利な点が多い。一方、現地における船や保険の手配が自国からはできず、売主(輸出者)に任せたい場合は、インコタームズの例外であるから、契約書に書いておかなければならない。
売主(輸出者)にとっては、貨物を船に積み込むまではリスクを負っているので、積み込みまでの間の保険をかけることがある(輸出FOB保険)。
【上記補足】
インコタームズ (Incoterms) とは、国際商業会議所 (International Chamber of Commerce: ICC) が策定した貿易条件の定義である。
CIF(運賃・保険料込み条件; Cost, Insurance and Freight):貿易における取引条件のひとつ。シフと読む場合もある。
CIFによる契約では、売主(輸出者)は、貨物を荷揚げ地の港で荷揚げするまでの費用(運賃、海上保険料等)を負担し、荷揚げ以降の費用(輸入関税、通関手数料を含む)は買主(輸入者)の負担となる。危険負担(リスク)は貨物が積み地の港で本船に積み込まれた時点で移転する。(海上保険は売主(輸出者)が手配しているが、運送中に事故が起きて貨物が損壊した場合、買主(輸入者)の代金支払い義務は依然としてあることに注意が必要)。
ポイント
返信削除FOB取引であろうがCIF取引であろうが、海外からの輸入の場合は、日本に入った荷物に不適合品【依頼したものと異なる品】がまじっていた場合、返却するにも廃棄するにも費用と手間がかかります。それを防ぐには、100%適合品のみを、日本に入れることが抜本的な解決策です。これを「工程内品質保証」による成果品と呼びます。