2010年4月27日火曜日

第3回目 4/22 制約条件の理論とJIT

三回目が終わりました。制約条件の理論について討議しました。

The Goal に出てくるドラム・バッファー・ロープについて、カーテン工場にあてはめて考えました。

在庫には、原材料在庫・仕掛品在庫(しかかりひんざいこ)・完成品在庫の3種類があることを学びました。

ボトルネックの解決手法について、いくつかの事例を紹介しました。

ジャストインタイム方式と制約条件の理論の比較事例から、工程改善の手法を考えました。

次回の範囲は、P-26~P-40 特に情報資産としての生産資源 メディア(媒体)に情報が移っていくという

藤本理論の肝の部分を中心に議論する予定です。

2010年4月15日木曜日

第2回目 4/15 インプット→プロセス→アウトプット

第2回目が終わりました。
 
「ものづくり」は奥が深いですね・・・・

 今日のポイントは、
  
  ①インプット→プロセス→アウトプット
  
   「プロセスマネジメント」と「アウトプットマネジメント」の違い
    
  ②生産と製造とSPA型ビジネスモデルの定義
    
  ③仕様書発注と不適合品特別処置 事例
 
  ④I社の他工場同一商品生産の手法 事例と自社比較
 
次回は、第二章に入ります。具体的な工程モデルが出てきます。

理解を深める為には、実物を見るのが一番です。
 http://www.chiba-muse.or.jp/SCIENCE/vm/doc/history/gendai_map.html
 
 千葉県立現代産業科学館 (千葉県市川市)には、川崎製鉄所の2号炉の模型があります。
 第2章P-18の一貫製鉄工程が、良くわかります。

 P-56に登場するフォード生産方式の成果物であるT型フォードの実物があります。
 石油産業の歴史が体系立てて展示してありますから、P-36の分解型工程フローの理解が深まります。

1度は、見ておいてください。

第3回目は、いよいよ具体的な「開発と生産プロセス分析」に入ります。

 自分が今やっている仕事の、「プロセス」と比較して、理解を深めてください。

その他のお勧めWeb

http://www.hirotahoukou.co.jp/takinokojo/ カーテンの加工工程が説明されています。

http://www.jfe-steel.co.jp/works/west/west_japan/process.html 製鉄工程の説明です。

2010年4月11日日曜日

第1回目 4/8 勉強の仕方 

一回目が無事に終了しました。
いろいろな部署や生き方をしてきた10人が揃いました。
まあ、あまり複雑に考えずに、気楽にやりましょう。

1.索引の使い方
 わからない単語が出てきたら、まずはP378以降の索引で調べてみましょう!
 この本のまだ読んでいないところで、詳しく説明されていることがあります。
 それでもわからなかったら、グーグルで検索してみましょう。
 世界中には必ず調べている人がいます。
 言葉でわからないときは、画像や動画を検索しましょう。
 工場見学の説明などは各メーカー開示されている動画があります。
 
2.目次の使い方
 著者の言いたいことをまとめて、短い言葉にしてあるのが目次です。
 目次が「疑問文」になっている場合、必ずそのセンテンスに答えがあります。
 日本語の場合は、最後のあたりに書いてあることが多いですよ。
 時間がないときの本の読み方は、後ろから読むと良いです。

3.読書会の進め方
 次回は、4月15日です。第二章を一通り読んでみること。
 第一章の復習として、それぞれのケースを、わが社に置き換えて議論してみましょう。

4.ピンチ(洗濯バサミ2種類)
 部品が5つあります。
 よく観察してください。どんな組み立て方をしているのか?想像してください。
 二種類の製品を比較して下さい。比較することでしかわからないことがたくさんあります。

では二回目を楽しみにしています。